2020年度 最低賃金UPは事実上の据え置きに
毎年7月下旬、厚生労働省の中央最低賃金審議会・小委員会により最低賃金の全国平均(目安)が示され、10月改定が通例です。
しかし、2020年度はコロナショックの影響により、事実上、前年度の全国平均901円を据え置く形となりました。
第2次安倍政権では、これまで4年連続で3%引き上げ、前年度は初めて1,000円を突破。
(1位)東京都 1,013円
(2位)神奈川県 1,011円
(最下位)計15県 790円
厚生年金保険・標準報酬月額の上限等級の追加
令和2年9月より、厚生年金保険の標準報酬月額の上限等級が1等級追加され、上限額が引き上げられます。
【改定前の上限】31等級・62万(報酬月額 605,000円以上)
【改定後の上限】32等級・65万(報酬月額 635,000円以上)
(日本年金機構)https://www.nenkin.go.jp/oshir…/taisetu/…/202007/072002.html
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新しい最低賃金について
本日7/31、中央最低賃金審議会(厚生労働省の諮問機関)の小委員会は、2019年度の全国の最低賃金の目安を27円引き上げ、時給901円にする方針を決めた。
安倍政権が2019年度の経済財政運営の基本方針(骨太の方針)で「より早期に全国平均で1000円を目指す方針」を明記したのを受けた形ですが、これにより、三大都市圏は28円上がり、東京都と神奈川県は初めて1000円を超えることになります。
もし、目安通り28円を引き上げた場合『東京都1013円』『神奈川県1011円』になります。10月をメドに改定される予定です。